
用途
routeにてルーティングテーブルの表示や操作を行います。ルーティングとは複数のネットワークをデータが流れる際の経路を制御することで、ルーティングテーブルに情報が記載されます。
構文
route [オプション]
route add [パラメータ]
route del [パラメータ]
オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -F | カーネルのルーティングテーブルを表示 |
| -C | カーネルのルーティングキャッシュを表示 |
ルーティングテーブルの項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Destination | 宛先のネットワークもしくはホスト |
| Gateway | ゲートウェイ のアドレス |
| Genmask | 宛先のサブネットマスク |
| Flags | 経路の状態 U:経路が有効 H:宛先はホスト G:ゲートウェイを使用 I:経路は無効 |
| Metric | 宛先までの距離 |
| Ref | ルートの参照数 |
| Use | 経路の参照回数 |
| Iface | ネットワークインターフェース |